罰に無限の力を与えてはいけない
罰したい、という欲が様々なものを回している。 害されたから報復したい、というのとは異なる。自分自身、または近しい者が何らかの被害を受け...
アラビア語、現代思想、精神分析、信仰、雑記
罰したい、という欲が様々なものを回している。 害されたから報復したい、というのとは異なる。自分自身、または近しい者が何らかの被害を受け...
寛容さを標榜する者は大抵さほど寛容でもない。 「寛容と言っても何でもアリでは困る、一定のルールを守ってその範囲で自由にやってもらわない...
リベラルやら知識人やらと称される人々が少し別分野になると途端に「膜に覆われた」昭和親父に成り下がる場面は見飽きている。懐疑と知性も何らかの...
何か違和感のあるもの、了解しがたいものが目に映り、それを異物としてマークするなり、排除することもできるだろう。 そうではなく、そのよう...
時が経てば総べてが恥になる。何とかのコンペで賞とったとか大学がどうとか、無価値にはならないが、恥になる。この感じはなんだろう。疲労や皺にも...
言われてみればなるほど名案、ということを提案するからAIでも賢者でも有り難いのであって、いくら考えても誰にもさっぱり理解できない案が示され...
安心安全との闘争、という次元がある。 良い抵抗と悪い抵抗などというものはないから始まる一連のお話に関連するのだけれど、ベタなことを言え...
結局、量的な問題、スケールの問題で、大きいものと小さいものを分けて考えないといけない。小さいものがどんどん膨らんで大きくなるのではないし、...
聖典を文字通りに受け取る者が過激な「原理主義者」であるような言説がまかり通っているが、全く逆であって、彼らは意味に振り回されている(そうい...
私が世界を見ていることと世界が私を見ていることは全然違って、対称ですらない。後者が欠落してもそれは安全とか没交渉ということでは全然なく、目...