カミユ『ペスト』
カミユの『ペスト』を漫画化した作品を触りのところだけ読んだ。漫画というのはどうしてもキャラクター中心でかつ情念や行動を軸に動かざるを得ない...
カミユの『ペスト』を漫画化した作品を触りのところだけ読んだ。漫画というのはどうしてもキャラクター中心でかつ情念や行動を軸に動かざるを得ない...
例えば真空中で羽と鉄球を同時に落下させれば一緒に地面に落ちる、日常的な感覚に反してはいてもわたしたちは知によってこれを了解できる。この時、直...
このポストはまったくの私信です。他に連絡手段がないのでここに書いてみます。 ご連絡頂いたNさん、ご返信できていなくて申し訳ございません。こ...
何が正解かわからないから人はパニックになるし、それに抗するために練習や研鑽を重ねるわけだが、何事も究極的にはやってみなければわからない。芸能...
写真は多くの場合、最初は体験と深く結びついたものとしてわたしたちの生活の中に入ってくる。少なくとも、写真を撮ることが当たり前になってからの世...
過去を肯定する、という言い方は、もちろんそう言う人々は前向きな意図なのだろうが、あまりにも雑で傲慢に映る。自己が己の過去と向き合っているかの...
磯崎憲一郎が「この世界こそ自分の死後の世界である」といった内容の話をしているが、それは例えば、自分の死後も続くこの世界(まだ見ぬ未来)といっ...
潮田文『写真を見るということ』に、「(赤穂浪士の)大石親子が切腹した場所」のエピソードがある。四十七士の墓所として知られる泉岳寺近辺にあり...
チョウチョのことを書いていて、ものを作る系の営みはつくづく寂しいものだと思った。 人は孤独には勝てないので、ものを作っていても飲み会をした...
コロナがいっこうに収まらない中、吉田耕司さんの追悼写真展を訪れて写真を眺めているうちに、とても不思議な気分にとらわれた。 素朴に言葉にする...