砂をかけにいく――コロナ禍にあって「生存することにしか価値を置かない社会」を生きるとは
少し前に、國分功一郎氏がBS1スペシャル「コロナ新時代への提言~変容する人間・社会・倫理~」に出演し、アガンベンなどをひいて、「生存すること...
少し前に、國分功一郎氏がBS1スペシャル「コロナ新時代への提言~変容する人間・社会・倫理~」に出演し、アガンベンなどをひいて、「生存すること...
なにが規則として共有されるべきか、というのは偽の問題で、本当に共有されている規則についてわたしたちは(よく)知らない、ということこそが、社会...
新型コロナウイルス自体はもちろん好ましくないが、それへの対策として行われているものには、どこか好ましく見えるものもある。 少なくとも気候変...
社会的文脈から作品にアクチュアリティを持たせたものとして、何らかの「マイノリティ」を素材とした写真等がある。当然評価の高いものも低いものもあ...
内と外で同じことを書いているが、確か宮台真司が「なぜ人を殺してはいけないのか」という中学生的ながら普遍的な問いに対し、「人を殺してはいけない...
「コミュニケーション」のための言語という(アングロサクソン的な)茶番に付き合えるのは、言語がモノに張り付いているような幻想に深く参画している...
なんであれ知を内部に、つまり直観や感覚、あるいは大衆的な受容の様相に結び付けることは運動を生成せず、ゆえにそのような「知」は、知の様相を持ち...
今朝、トマス・アクィナスについてのラジオ講義を聞きながらピザトーストを齧っていて、岩井克人が「資本主義は資本主義的価値に対して枠外のものがな...
人類の最もプリミティヴな価値観は「顔が良い」と「喧嘩が強い」だと思う。次点くらいで「ダンスが上手い」「歌が上手い」「楽器が上手い」、そこか...
よくわからないものについて、無価値と断じるのも噴飯ものなら、理解してやろうと、すなわち彼彼女の持つ枠組みの中に合わせて矮小化して呑んでやろう...