書くということは、書くというその行為によってこちらも変容を被るということだ
書くということは、書くというその行為によってこちらも変容を被るということだ。 「まだ書かれていない自分の中の考え」を「言葉にして表現す...
アラビア語、現代思想、精神分析、信仰、雑記
書くということは、書くというその行為によってこちらも変容を被るということだ。 「まだ書かれていない自分の中の考え」を「言葉にして表現す...
すべてが固有名詞であることへの想像力。 と言った途端に、既に全く違うものになっている。すべては固有名詞であり、想像されたものはすでに目...
いわゆる宗教アレルギーであるとか、信仰に対するナイーヴな理解と否定というものは、要するに「我々の信仰は他とは異なる特別な信仰である」という...
「宗教は人を幸せにする(ための)ものだ」というほど、滑稽で愚かな言葉もない。 そんな調子だから、訳の分からないスピリチュアルやらカルト...
世界のすべてが幻かもしれないが、それはそれで構わない、ということが、信仰にとって重要な点だ。 懐疑論的思考実験の多くが、「神の存在証明...
死んで何かを残そうとする人たちがいる。 ある程度の年齢になって、あるいは今際の際になってから、この世に何かを残していきたい、と考えるよ...
何にでも原則と例外がある。 原則があるから例外がある。 あるいは、抽象化できるものとできないもの、一般的なものと個別的なもの。属人...
本当に正しい人というのは、言ってることの九割ぐらいが間違ってる。 大方正しいことだけを言う人は、永遠に大方正しいだけで、真理にはたどり着か...
例えば、ある人が転んで、たまたま手に持っていた包丁で友人を刺してしまったとする。 刺された人は、ワザと刺した訳じゃないと分かっていて、...
死んだら死んだでそれはそれでいい、と思えなければ、自由になどなれるわけがない。 どの道必ず死ぬのだし、だから人間は自由なのだ。 ...