数えられなかった羊

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アラブ、イスラーム、アラビア語、現代思想関係書籍の書評、映画レビューと言語・精神分析を巡るメモ

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Archive for 1 月, 2009

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アラビア語、敬語、「主語の省略」

 以前に、「アラビア語では主語が省略されることがよくある」と言って、「日本語みたいだね」という反応を受けて非常に苛々したことがある。
 まず、説明するまでもないが、アラビア語(あるいは、ラテン語でもドイツ語でも、とにかく [...]

不滅のものは増殖してはならない

 利子の禁止、あるいは「腐る貨幣」の導入とは、決して「不労所得はよろしくない」などというお説教ではない。
 その目的はもちろん、「お金を回す」ためだが(渋滞解消)、より核心に迫るなら「不滅のものは増殖してはならない」とい [...]

利子、金の子牛、不滅の属性を与えられながら忘れられたもの

 今日西洋社会に静かに蔓延っている「イスラーム・フォビア」に迎するわけにはいかないし、思想・行動的傾向を安易に信仰に還元してはならない。これは確かに、最初に持ってこなければならないイクスキューズではあるのだが、一方で「敵 [...]

シリアと大阪

 これくらいの縮尺で見ると、シリア(スーリヤ)と大阪は似ている。
 それだけです。すいません。

美は羊たちを静かな眠りにつかせ、愛は不愉快で避けがたい目覚めを仲裁する

 <思考するわたし>が「見るわたし」だとしても、<存在するわたし>は「見られるわたし」ではない。
 というのも、わたしたちが「見られるわたし」と呼んでいるものは、正確に言って「見られているのを見ているわたし」でしかないか [...]

エンデの遺言、シルビオ・ゲゼル、イサカアワー、イスラーム金融

エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」河邑 厚徳日本放送出版協会 2000-02

 ミヒャエル・エンデのラストインタビューを契機に、現行の貨幣システムがさまざまな現代的問題の根底にあること、現実に存在し、 [...]

目印の瓢箪

 ナスレッディン・ホジャ、あるいはジョハーの物語に、こんなものがあった。
 ある愚か者が、初めて大都会に行き、あまりの人の多さに驚いた。
 こんなに人がいては、どれが自分だかわからなくなってしまうと思い、寝る前に瓢箪を足 [...]

神の意志がどこにあるのか、その転移によってのみ、意味は運動している

 世界は意味で充溢しているが、意味に意味はない。
 意味による充溢という精神病的モデルを唾棄するのは、むしろ特殊近代的な神経症的モデルにすぎない。わたしたちは、とても長い間意味によって満ちた世界を生きてきたし、今も生きて [...]

手が届くということは、見えないということ

 もっと目が覚めると、もっと呼吸が浅くなる。
 目覚めているより、もっと目覚めているのは、高い山に登るようだ。
 気が付かないうちに、空気が薄くなっている。
 時の流れに呼吸が追いつかない気がして、慌てて呼吸すると、もっ [...]

The Top 1,000 Words for Understanding Media Arabic ニュースを聞いて読むためのアラビア語単語集

The Top 1,000 Words for Understanding Media ArabicElisabeth KendallGeorgetown Univ Pr 2005-07-30

 最近入手し [...]

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