数えられなかった羊

数えられなかった羊

アラブ、イスラーム、アラビア語、エジプト、現代思想、言語・精神分析 書評と翻訳と雑記

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Archive for メモ雑記

民族博物館の不快と神社モスク化計画

 放送大学をぼんやり見ていたら、野外民族博物館のような場所が取材されていました。
 アイヌの人々の伝統的な住居や、古代の暮らし?のようなものや、世界各地の民族の住居が再現され、見学者が中に入って楽しめる、というものです。 [...]

信仰熱心な人といる時の居心地の悪さ

 信仰熱心な人といると、奇妙な居心地の悪さを感じることがあります。何か馬鹿にされているような気がするのです。
 お断りしておきますが、彼ら本人が本当に「馬鹿にしている」可能性はほぼゼロです。要するにこちらの気持ちの問題だ [...]

羊はどこへ行ったのだろう

 今更ながら、犠牲祭の時に見せてもらった屠殺の風景を思い出すのですが、印象的だったのは、思ったより羊が抵抗しない、ということでした。
 押さえ付けられるので多少もがくのですが、文字通りの「必死の抵抗」という感じは全然ない [...]

意図と内面と数えられなかった羊

 意図は「内面」にあるのでしょうか。
 例えば、飛び出した子供を轢いてしまった運転手がいたとすると、彼は人を殺したが、殺そうとして殺したわけではありません。彼の意図は殺人にはなかった。
 良かれと思ってやったことが、悪い [...]

エジプトの運転笑い話

 エジプト人はنكتةと呼ばれる笑い話が大好きですが、今日、運転に関する笑い話を聞きました。
 エジプトを訪れたことのある方なら、凄まじい無秩序ぶりを御存知でしょう。ほとんど信号もなければ、あっても守られないし、人間は車 [...]

書かれるアーミーヤと小説のアラビア語雑感

 ぼんやりと今時のエジプト本屋風景を眺めながら、「書かれるアーミーヤ」のことなどをメモしておきます。なお、わたしはエジプトのことしか知りませんので、ここでのアーミーヤはエジプト方言のことです。他のアラブ諸国では事情が異な [...]

悪い善人

 エジプトという場所は、とにかく問題だらけで、生活の中で普通のことを普通にするにも、日本より圧倒的に面倒なことが多いです。にも関わらず、多くの人々が感じることのようですが、一度慣れてしまうと、奇妙な安心感がある。実際に治 [...]

間があるから、行いは必ず報いられる

 「間が抜けてるよ」と思うことが多いです。
 脳ブームなるものが今もまだ続いているのかよく知りませんが、心的事象を物質的に還元しようという流れがあります。一方で、「スピリチュアル」に踊らされる人々がいる。この両者は一見相 [...]

傷の移動

 COMPLEX POOLというサイトの傷というweb漫画が興味深いです。
 顔に傷のある母親は、そのせいで、美しく育った娘との関係がうまくいかないと思っている。実際に、母の傷を理由に同級生からからかわれたことがあった。 [...]

胡散臭い覚醒

 宗教臭い文脈では「覚醒」という言い回しが使われることがしばしばありますが、これが鬱陶しくて仕方ありません。
 覚醒。実に胡散臭いです。一昔前のSF小説で超能力か何かに目覚める話のようです。
 大体、覚醒だの目覚めだの言 [...]

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