数えられなかった羊

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アラブ、イスラーム、アラビア語、エジプト、現代思想、言語・精神分析 書評と翻訳と雑記

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Archive for 3 月, 2010

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一つの多神教という日本的ファンタジー

 『原理主義から世界の動きが見える』の中で、手島勲矢氏が、「一神教」と「多神教」についてハッとさせられることを書かれています。「一神教」「多神教」という構図をこれほど多用し社会現象に援用するのは特殊日本的であり、その背景 [...]

自殺が殺人より罪が軽いというのは奇妙な考えだ

自殺が殺人より罪が軽いというのは奇妙な考えだ。
自殺は常に罪だが、殺人は場合により正義にもなる。
正しい戦いというものは存在する。
わたしたちは、仕掛けの上に乗るだけではなく、拾ったり奪ったりして生きてきたのだし、今も生 [...]

「なんだかんだ言っても同じ人間」による寛容さなど寛容のうちに入らない

 『原理主義から世界の動きが見える』の中で、中田考先生が面白いことを指摘されています。
(・・・)日本というのは決して寛容な世界ではないわけです。日本に当てはまらないと思ったものに関しては、いかに残酷になりうるのかという [...]

退屈な革命と退屈な信仰

 スガ秀実氏が、「革命というのは欲望ではない、欲動なんだよ」と発言したそうです。
 中川文人氏が昔の仇敵である松尾氏に憧憬を隠さないのは「欲望」であり、「革命というのは欲動であり、もっと退屈なものなんだ」という流れだった [...]

『イスラームのロジック』アッラーフ、絶対的な帰依

 『イスラームのロジック―アッラーフから原理主義まで』のエントリ第四回です。
 
 第三章「アッラーフ」第四章「預言者ムハンマド」第五章「ウンマ(イスラーム共同体)の歴史」と、後半はイスラームの教義的側面と歴史の概説に話 [...]

『イスラームのロジック』日本とイスラーム

 『イスラームのロジック―アッラーフから原理主義まで』のエントリ第三回です。
 
 第二章「日本とイスラーム」では、歴史的にイスラームとほとんど接点のなかった日本が、明治以降いかにイスラームと関わってきたかが語られますが [...]

『イスラームのロジック』イスラームと世俗国家

 中田考先生の『イスラームのロジック―アッラーフから原理主義まで』について続けます。
 第二章「イスラームと現代社会」から、イスラームと世俗国家について。
 存在する社会集団と個人の多様性を暴力的に抹消し、無理やりに均質 [...]

『イスラームのロジック―アッラーフから原理主義まで』中田考

イスラームのロジック―アッラーフから原理主義まで (講談社選書メチエ)講談社 2001-12

 あまりの素晴らしさに、言葉もありません。存在を知りながら今まで読んでいなかったのが不思議でなりませんが、同時に [...]

「世界史」の想い出と脱「世界史」

 最近、おそらく僕は今まで世界史を全く勉強せずに生きてきました.大学受験時代は,ただの丸暗記教科と見ないしていて興味がわからなかったのです. しかし,今は,現代というものがどう.. - 人力検索はてなという質問を発端に、 [...]

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