数えられなかった羊

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アラブ、イスラーム、アラビア語、エジプト、現代思想、言語・精神分析 書評と翻訳と雑記

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Archive for メモ雑記

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羊は迷うのか

 羊とは縁が深いですが、「迷える子羊」というのは、キリスト教文脈でよく使われるイメージです。
 とりわけ、99匹の羊のお話が好きです。これはマタイとルカの福音書にあるもので、新共同訳だとこうなっています。
18:10 「 [...]

投票完了前に結果公表?

 中東ニュース系サイトでも話題にされているのを見かけないのですが(絶対チェックされている筈ですが)、エジプト大統領選で、在外エジプト人の投票結果を、国内での投票が終了する前に公表する、という動きがあるようです。選挙委員会 [...]

社会への憎悪の仲裁

 これは非常に誤解を受けそうな内容で、かつ丁寧に語る気力もないので、極めて限られた方たち以外にはスルーして頂きたいことなのですが、とても鋭く気に入った一言があったのでメモしておきます。
 「5分で分からない!主権返上を目 [...]

منقلبون

 今読んでいる小説の中で、キリスト教徒(コプト)のエジプト人が「この三十年くらいでイスラーム主義が伸長して末恐ろしい」ということを嘆く場面があります。アーミーヤで面白おかしく語っているもので、これが事実であるにせよ、そん [...]

伝える中毒

 極私的回想で書いたような単なる自分語りですが、考えを伝えるとか、表現する、言うべきことを言う、といったことに重きをおかないよう気をつけています。
 世の中的には、少なくとも建前上、「考えをキチンと表現して伝える」ことは [...]

歌の外部の意味、内部の(無)意味

 音楽と信仰、『さえずり言語起源論』、モテるために、かつて言語は難しかったに関連してメモ。
 語の意味に先行する、もしくは別に起源を持つ統語構造について考えれば、当然、意味の起源が問題になります。
 『さえずり言語起源論 [...]

無自覚な者たちが他人に信仰を押し付ける

 こんなエントリが話題になっていました。
 日本人は自らの宗教性にいいかげん気付くべき - 狐の王国
良識あるものは自らの倫理観を問いなおせ。それが信仰でないことなどほぼ無いことに気付くべきだ。一つの宗教にきちんと向かい [...]

モテるために、かつて言語は難しかった

 『さえずり言語起源論』、「音楽と信仰」に関連して一つメモしておきたいのですが、統語構造が意味と独立に発展した、あるいは文法が意味に先立つ、と考えると、古い言語独特の難渋さというのに合点がいきます。
 言語学の専門家でも [...]

畠山直哉「Blast」と物質の神、眼差し

 畠山直哉さんという写真家の連作に、石灰石鉱山の発破の様子を撮影した「Blast」というものがあります。遠隔操作のカメラを発破現場近くに仕掛け、爆発の瞬間を写真に収めるのです。
 畠山氏は、
僕は若い頃に「フィルムには光 [...]

音楽と信仰

 ちょっと長い前置きがあります。
 このブログで書いている文章の多くは、「信仰を内側から見る」試みを表したものです。正確には、「内側」と「外側」を貫通する試み、あるいは「内側」の見方をそのままに「外側」的に表現する試みで [...]

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