『イスラーム世界の創造』羽田正
イスラーム世界の創造 (東洋叢書)羽田 正東京大学出版会 2005-07
「イスラーム世界」という、どこかわかったようなわからないような曖昧な概念について、その発生過程と問題点を指摘する、非常にスリリング [...]

アラブ、イスラーム、アラビア語、現代思想関係書籍の書評、映画レビューと言語・精神分析を巡るメモ
イスラーム世界の創造 (東洋叢書)羽田 正東京大学出版会 2005-07
「イスラーム世界」という、どこかわかったようなわからないような曖昧な概念について、その発生過程と問題点を指摘する、非常にスリリング [...]
アラビア語でバレンタインデーはعيد الحب(ァイードルヘッブ)ですが、これについて手話で語っている動画がありました。
イスラーム的には、バレンタインデーはビドア(イスラームに後から付け加わった不純物)であってダ [...]
ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット主演、デビッド・フィンチャー監督による『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。
少なくとも今後数年間は、これを超える映画には出会えないだろう。それくらい、凄い作品だった。
正直 [...]
アラビアンナイト―文明のはざまに生まれた物語 (岩波新書)西尾 哲夫岩波書店 2007-04
アラビアンナイトがヨーロッパにとっての他者の表象にすぎず、アラブ文学というより「ヨーロッパ文学」であることは自 [...]
イスラーム世界のことばと文化 (世界のことばと文化シリーズ)佐藤 次高成文堂 2008-05
エジPOPレビューの中町さんが執筆に加わっていること、「アラビア書道とその周辺」さんの記事が面白くかったこと、 [...]
英語圏で日本語を教えるチェコ生まれの言語学者による、コミュニケーション論。飛びぬけて新奇なところがあるわけではないですが、目の付け所が非常に精密です。翻訳ではなくこの美文を書き上げる言語能力に裏打ちされた、時に少し手 [...]
”ثور يلعب كراتيه”。
牛殺しならぬ、牛カラテ。
牛の飛び蹴りもすごいけれど、すぐに起き上がっているオジサンも相当タフですね。普通に死にそうですけれど・・。
古く複雑な屈折語は、次第に簡素化し屈折的特長を失い、孤立語や膠着語に近い形へと変化していく傾向がある。現代英語が典型だが、ラテン語とフランス語・イタリア語等についても同様のことが言えるだろう。
正則アラビア語はラテン [...]
مناطح ثيرانと題されていますけど、牛じゃなくて羊ですよね? こういう動物の呼び名と指す領域というのは、各言語で不思議なマッピングがされているものなので、コイツもثورなのかもしれませんが・・。
とりあえず [...]
本当に、耳を閉ざすことができない、ということが決定的なのだ。
意味は、常にわたしたちが理解する前に現れる。
理解が意味を示すのではなく、与件のように意味がやってくる。そして耳は、聞こえすぎないことにより音を分節する [...]