数えられなかった羊

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アラブ、イスラーム、アラビア語、エジプト、現代思想、言語・精神分析 書評と翻訳と雑記

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Archive for 5 月, 2009

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雨の休日は時間が見える

雨の休日は時間が見える。
働いている時、活動している時の時間は、時計の針でバラバラにされていて、残った死体がWindowsの右下でピクピクしている。
雨の休日は時間がのっぺりしている。
のっぺりしたまま、飴のように伸びる [...]

『牡牛と信号―“物語”としてのネパール』山本真弓

牡牛と信号―“物語”としてのネパール山本 真弓春風社 2002-11

 『言語的近代を超えて』『ネパール人の暮らしと政治』に続いて、山本真弓氏の著書。氏の研究対象であるネパール自体にほとんど興味がないにも関わ [...]

『ことばと国家』田中克彦

ことばと国家 (岩波新書)田中 克彦岩波書店 1981-11

 『言語的近代を超えて』のエントリで触れた「言語の政治性」を巡る、秀逸なテクスト。
 言語アイデンティティとは、近代の形成にあたり、宗教アイデンテ [...]

『ネパール人の暮らしと政治―「風刺笑劇」の世界から』山本真弓

ネパール人の暮らしと政治―「風刺笑劇」の世界から (中公新書)山本 真弓中央公論社 1993-10

 政治風刺劇を素材に、ネパールの政治・社会を描く『ネパール人の暮らしと政治―「風刺笑劇」の世界から』。本書 [...]

『言語的近代を超えて―“多言語状況”を生きるために』山本真弓 木村護郎クリストフ 臼井裕之

言語的近代を超えて―“多言語状況”を生きるために (明石ライブラリー)山本 真弓明石書店 2004-09

 言語の政治性を巡る秀逸な一冊。
 多言語学習などに興味のある方なら、この国の言語状況の特異性につい [...]

「どのみち生れていた」という諦念

 父島|kyupinの日記より。

もしお祖父ちゃんがその時、死んでいたら、僕は生まれていなかったね?
と母親に言った。(…)その時の、母親の答えだが、あっさりしたもので、
大丈夫、うちに生まれなくても他の家に生まれてい [...]

生命維持装置なしの生

 厳密な用語は知らないが、生命維持を機械に頼って、生きながらえている状態の人がいる。「植物状態」とか漠然と言われている人々もそうだし、意識があっても機械が止まれば死んでしまう、という人もいる。そういう人の扱いや(可能な場 [...]

『夜中に犬に起こった奇妙な事件』マーク・ハッドン

夜中に犬に起こった奇妙な事件Mark Haddon 小尾 芙佐 早川書房 2007-02

 アスペルガー症候群(高機能自閉症)の少年が、隣の犬を殺した犯人を追う異色ミステリー小説。自閉症者と一緒に働いた経験 [...]

『アメリカの不正義―レバノンから見たアラブの苦悩』天木直人

アメリカの不正義―レバノンから見たアラブの苦悩天木 直人展望社 2003-12

 元レバノン大使天木直人氏による、米政策批判。
 のようなタイトルに見えるのですが、アマゾンのレビューでも指摘されている通り、「 [...]

自殺を止めること

 <心声天語>(112)ある中国青年の話より。

中国の揚子江にかかる「南京長江大橋」は、鉄道と道路が一体となった全長6772メートルの橋だ。(…)一九六八年に橋が開通して以来、ここから千人以上が身投げし、自殺している。 [...]

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