世界の黄昏に野球しながら時を塗りつぶす

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生活保護の受給者200万人超えとかいうニュースに関する雑感: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man’s Blog

競争力のない産業に対する助成金や補助金で国民を養ってきたコストより、失業保険をちまちまと払っちゃって待機労働力にして職業訓練させながらバッファにさせておくコストのほうが断然安上がりという現実があるんだね。

 これはBIの話なんかともつながる非常に興味深い指摘だと思うのですが、そういう本質的なこととは全然関係なく、失業者で野球をやったらいいんじゃないかな、と突然思いつきました。
 いや、全然筋道立っていないのは分かっているんですが、高校野球も「八月はネタがなくて暇だなー、高校生に野球やらせて記事にするか」って新聞社が企画したものみたいだし(本当かどうかは知らない)、暇つぶしに野球やったら面白いんじゃないですかね。暇でブラブラしてるとワケわからんこと始めるのが人間の性だし、大体企業だって変に小賢しい子より部活頑張って脳みそ筋肉みたいの歓迎するんでしょ。
 失業者しか入れない野球チームのリーグがあって、大事な試合の前に四番ピッチャーが就職しちゃったりして、ドラマチックじゃない。
 大体スポーツって元々gameな訳だから、暇つぶしには一番でしょう。
 こういうこと書くと、スポーツエリート的なものから蔑まれてきた層に物凄い怒られそうだし、スポーツ真剣にやってる人にも怒られそうだし、とにかく皆んなに怒られそうなのですが、仕事のないオッチャンとかが河原で日がな一日野球やってるって風景を想像したら、すごい素敵に見えるんですけどね。
 仕事がなくて野球やってたからって、どうにもならないですよ。
 でも他の何やったってどうにもならんでしょ。
 というか、どうにもならないから「変に助成金なんか出すより家で寝てて」って話になるんでしょ。
 野球ですよ、野球。
 ハローワークに部活とかってないんですかね。ハロワって数回行ったことがあるんですけれど、そういう張り紙とかは見かけませんでしたね。部活やってたら、とりあえず人との繋がりはできるし、行政的にも「とりあえずコイツ顔出してるな」みたいな確認もできるし、身体も鍛えられるし、何かやり遂げた気分になれるし、最高じゃないですか。
 個人的にはシューキョーでもいいんですけれど、多分企業的には野球の方が歓迎されると思うし、野球したらいいと思います。
 そのまま死ぬまで野球していてもいいと思う。



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