驚くほど矮小な合理性

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 些細なことですが、流石にちょっとびっくりしたのでメモしておきます。
 山形浩生氏による東浩紀氏の発言への言及

東ヒロキが己の逃亡について愚かな弁明中。自分一人なら合理的でも、他人の命に責任があると合理的には動けないんだって。ばかばかしい。他人の生命に責任を持つ建築家や土木屋や食べ物屋その他あらゆる意味ある仕事の人はほぼ合理的に動いてるよ。判断できず怖くて逃げましたと認めればすむのに。

 本当に東氏がこのような発言をしたなら(裏を取っていないのでガセかもしれませんが)、氏の「合理性」の矮小性には愕然とさせられます。
 言いたいことは分からないでもないですが、そこで「合理性」の基準を切るなら、人と共に生きる資格がありません。是非合理的に山奥か何かで野垂れ死んで頂きたい。
 山形氏も言っている通り、退避したいならそれ自体は結構なことで、別段みっともないことでもないでしょう。小さな子供でもいるなら、むしろ必要に応じ先陣を切って逃げることこそ責務だと思います。
 しかし、この発言や、他にわたし自身直接お見受けしたTwitter上での発言(東京に残る人々を愚弄する内容のもの)を見る限り、氏の発想は、非常に小さな規模で「合理性」を完結して、自ら生命を継ぐはずのつながりを切ってしまっているようにしか見えません。マイバッグで2円節約してパチンコ打ってるみたいな訳のわからなさです。
 わたしは氏と直接のつながりはないですし、今後できることもありませんが、「知り合いの知り合い」レベルの話は昔から色々入ってきて、正直大抵はロクなものではありません。
 まぁどのみち個人的に関係あるものでもないのでどうでもいいのですが、こういう人が大きな顔でものを言っていると、ムカムカしてコップを壁に投げつけたくなります。コップがもったいないのでやめておきますが。



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