笑いについて

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笑いは人を和ませるかもしれないが、緊張と圧力を低め人を弛緩させる、結局のところは下らないものだ。面白いことを言うにしても真顔で言うから芸になる。他人から見て面白くても笑えても構わないし、むしろ喜ばしいことかもしれないが、笑われて自分もヘラヘラしているようではどうしようもない。笑われたら光の速度でキレなければいけない。「キャプテン翼」の作者の人は全然洒落が通じず、あの超常的な蹴球技術や十二頭身くらいの身体造形をネタにすることは絶対に許されないそうだが、それくらいのガチさ加減を持たなければいけない。自分自身がつい照れ笑いみたいなところに逃げてしまうだけに自戒する。人を和ませるものなど要らない。自分が和んではいけない。どこか見えないところで勝手に和むなり笑うなりする分には構わない。見えるところで誰かが笑っていたら速攻キレないといけない。そして誰も見ていないところで、人に喜びをもたらせたことについて主に感謝を捧げよ。



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