今は特別な時代だ、という感覚が人を誤らせる。歴史上、無数の人々がそれぞれに己の時代、とりわけ青年期に生きた時代を特別だと考えたろうが、遠くから眺めれば似たものの変奏が通り過ぎただけだった。 現下かつてない変化に人々がさらされているように見えたとしても、よく見れば姿形だけ塗り替えたものに過ぎないだろう。よく見るためには遠く構えて目を細める。 潮目を読んで器用に振る舞おうとと前に乗り出せば、口ばかり達者な者たちの良いカモだ。 時代、と付くなら、その話は十中八九眉唾だろう。
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