数えられなかった羊

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アラブ、イスラーム、アラビア語、現代思想関係書籍の書評、映画レビューと言語・精神分析を巡るメモ

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『自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来』グナル・ハインゾーン

自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来 (新潮選書)Gunnar Heinsohn 新潮社 2008-12

 テロや社会的不安定の原因を、主義思想や貧困ではなく、若年層男子の全人口に対する比率が突出す [...]

『中東 危機の震源を読む』池内恵

中東 危機の震源を読む (新潮選書)新潮社 2009-07

 池内恵さんの「フォーサイト」での連載をまとめた一冊。
 池内恵さんは、贔屓バイアスのかかりがちなアラブ・イスラーム系研究者の中で、一歩引いた視点 [...]

郷に入らば四従え

 以前に某所で、在日ムスリムの方(日本人ではないが日本語が話せる)が、「日本の慣習とどうのように折り合いをつけていますか」といった質問に対し、こんな内容の回答をしていました。
 「町内会のお祭りなどにも積極的に参加し、地 [...]

『イスラムの怒り』内藤正典 暴力だけが特別な悪なのか、因果律と責任

イスラムの怒り (集英社新書 493A)内藤 正典集英社 2009-05-15

 内藤正典氏の『イスラムの怒り』。
 内藤正典氏の著作を読むのは初めてではなく、読む前から予想のつく内容ではあったのですが1、一 [...]

音読すべき聖典、カルトと識字能力

 多くの宗教で、聖典というのは詠唱されるものだ。マイケル・クックも「自分の正典的テクストを詠唱しないプロテスタントのキリスト教徒の方が、風変りなのだと考えるべきであろう」と言っている1。クルアーンは文字通り「詠むもの」だ [...]

自殺を止めること

 <心声天語>(112)ある中国青年の話より。

中国の揚子江にかかる「南京長江大橋」は、鉄道と道路が一体となった全長6772メートルの橋だ。(…)一九六八年に橋が開通して以来、ここから千人以上が身投げし、自殺している。 [...]

القضاء و القدر

 アラビア語における「運命」について、面白い話を伺ったのでメモしておきます。
 القضاء(アル・カダーゥ)とالقدر(アル・カダル)というのは、セットにしてよく使われる言葉で、辞書で引くとどちらも「運命」という意味 [...]

『聖クルアーン〈アンマ篇〉―日・亜・英対訳』安倍治夫 クルアーンの翻訳(タフスィール)

聖クルアーン〈アンマ篇〉―日・亜・英対訳安倍 治夫 谷沢書房 1982-11

 FOR BEGINNERSシリーズ『イスラム教』のエントリで触れた安倍治夫氏による『聖クルアーン〈アンマ篇〉―日・亜・英対訳』 [...]

『来て見てシリア』清水紘子 シリアと湾岸危機、アラブ留学の参考にも

来て見てシリア清水 紘子凱風社 1998-02

 新聞社を休職し三年半シリアに留学した清水紘子によるシリア滞在記。
 論文でもジャーナリスティックな内容でもないし、『来て見てシリア』というタイトルからして「 [...]

『聖書アラビア起源説』カマール・サリービー 広河隆一訳 旧約聖書とクルアーン

聖書アラビア起源説カマール・サリービー Kamal Suleiman Salibi كمال سليمان الصليبي 広河隆一 矢島三枝子 訳草思社 1988-12

 旧約聖書の物語の舞台がパレスチナで [...]

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