数えられなかった羊

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アラブ、イスラーム、アラビア語、エジプト、現代思想、言語・精神分析 書評と翻訳と雑記

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Archive for 書評

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不安だけが膨れていくのは、まだ「負けしろ」があると思いたいからだ

 安全志向が高まり、不安だけが膨れていくのは、まだ「負けしろ」があると思いたいからだ。
 「落ちるかもしれない」という不安、それは「高みにあるもの」の特権というより、「まだ高みにある」と信じたい心が招く幻想にすぎない。
[...]

『クラバート』オトフリート=プロイスラー

クラバートオトフリート=プロイスラー 中村 浩三 偕成社 1980-01

 ぼんやり上手 - ダーク児童文学へのいざないで紹介されていたのを目にして、購入しました。『大どろぼうホッツェンプロッツ』が大好きだ [...]

カテゴリー的思考への固執、識字能力と思想変化の速度

 ウォルター・J. オングの『声の文化と文字の文化』について「『声の文化と文字の文化』ウォルター・J. オング」「読み書き能力と状況依存的思考 A・R・ルリアの調査から」というエントリを立てましたが、書こうと思っていて忘 [...]

『欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差』堀あきこ

欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差 (ビジュアル文化シリーズ)堀 あきこ臨川書店 2009-06

 縁あって献本頂戴してしまいました。堀あきこさんの『欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティ [...]

読み書き能力と状況依存的思考 A・R・ルリアの調査から

 前回に続き、ウォルター・J. オングの『声の文化と文字の文化』についてです。
 一次的な声の文化における思考様式が「状況依存的situationalであって、抽象的ではない」ではない、とはどういうことでしょうか。
 こ [...]

『声の文化と文字の文化』ウォルター・J. オング

声の文化と文字の文化ウォルター・J. オング藤原書店 1991-10-31

 こんなすごい本を読んでいなかった自分に驚き、今日まで悦びを残して下さった神に感謝します。
 識字能力が人間の思考様式に与える変化と [...]

『イスラムの怒り』内藤正典 暴力だけが特別な悪なのか、因果律と責任

イスラムの怒り (集英社新書 493A)内藤 正典集英社 2009-05-15

 内藤正典氏の『イスラムの怒り』。
 内藤正典氏の著作を読むのは初めてではなく、読む前から予想のつく内容ではあったのですが1、一 [...]

『虐殺器官』伊藤計劃

虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)伊藤 計劃早川書房 2007-06

 普段ほとんどフィクショナルなものを読まなくなり、SFからも遠ざかっていたのですが、近しい人に勧められて読みました。故伊藤 [...]

『喪失と獲得―進化心理学から見た心と体』ニコラス・ハンフリー

喪失と獲得―進化心理学から見た心と体Nicholas Humphrey 垂水 雄二 紀伊國屋書店 2004-10

 『喪失と獲得―進化心理学から見た心と体』。この本を手に取ったのは、山形浩生さんが絶賛していた [...]

『くらやみの速さはどれくらい』エリザベス・ムーン

くらやみの速さはどれくらい (海外SFノヴェルズ)Elizabeth Moon 小尾 芙佐 早川書房 2004-10
 

 マーク・ハッドンの『夜中に犬に起こった奇妙な事件』に続いて「自閉症もの」小説。ただし [...]

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