ムバーラク可哀想?

 ムバーラク前大統領とその息子たちの逮捕がニュースになっています。ムバーラクはシャルム・ッ=シェーフの病院にいて、まだ物理的には拘束されていないようですが、カイロの病院に移送するとのこと。病院前では「ムバーラクを出せ」とデモをやっているようです。
 ムバーラク前大統領とその家族には莫大な隠し財産があると言われ、「盗んだ」エジプトの財を取り返すのは当然かと思いますが、必ずしも民衆が暴徒化して「殺せ」とか喚いている訳ではなく、少し安心しました。
 個人的な友人関係から繋がる範囲とネットから伺える限りでは、多くの人々は、ムバーラクは逮捕し裁くべきだが、公正な扱いをすべきで、今の状況はちょっと可哀想、というトーンで考えているようです。
 知り合いは、最初に「ムバーラク逮捕へ」と聞いた時は「やった!」と思ったものの、少ししたら段々可哀想になってきて、「あんまり手荒な扱いはしないで欲しい、彼が何をやったにせよ、もうお年寄りなんだから」と言っていました。
 もしかすると、今後何かの間違いで、ムッソリーニのように私刑に処せられてしまう事態があり得ないとは言えないですが、仮にそんなことになったとしても、大多数の人々はもうちょっと理性的なものでしょう。「ムバーラクと息子逮捕」などとニュースだけで聞くと、一般大衆が狂犬のように怒り狂っているようなイメージを浮かべてしまうかもしれませんが、世界のほとんどの人たちは良くも悪くも結構普通なものだと思います。もう、うんざりするくらい。

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